小鳥

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課題テーマに挑戦

2015年06月27日

笛吹権次郎  許可済みこゆきやさん「笛吹川」その(14)

今回初めて経験しました「課題テーマに挑戦」ですが、得るところもたくさんありましたが、反省点もたくさんありました。

「笛吹川」の情報収集は、何とか十分と言えるかと思います。「笛吹権三郎」「長慶寺」「桃源郷」「釜無川」「富士川」これらのことを知ることで、作詞の資料は揃いました。画像を提供してくださいました方には、厚く御礼申し上げます。この楽曲が存在する限り、ご協力いただいた方の名は忘れることはありません。

今回は、上流から下流の釜無川と合流するところまでを、作詞に取り入れました。どうしても歌詞に入れたかった「権三郎」は、本当は悩みました。文字数が6文字です。多分歌詞2番・3番でつらい思いをすることは分かっておりました。何度も繰り返して恐縮ですが、5文字か7文字なら歌詞2番3番でそれほど悩まずに、ことばを入れることが出来たでしょう。ですが、歌詞2番の「花一輪」もやっと探したことばです。でも、3番では、ついにやってしまいました。

時はあの夜で 3 4 止まったままの 3 4 7  です。本当は 3 4 6と作詞教室である以上文字数(字脚)は揃えるべきでした。いや、揃えなければなりませんでした。、無理やり他のことばに置き換えようとしても、雰囲気・イメージが違ってしまい悩みました。仕方なく作曲編曲の筧先生に相談をしましたところ、「歌詞にはどうしても字脚が揃っていないとダメな場合と、作曲の仕方でカバーできるものがある。」とのご返事で、今回はこの文字数で作曲できるとの有り難いお言葉でした。

ですが、また新たに問題が発生しました。時は あの夜で → ときは あのよで のつもりでしたが、辞書には「あのよ」は「あの世」しかありません。「あの夜」を「あのよ」と字脚を揃えることには無理があることが分かり、・・ときは あのよるで とまったままの 3 5 7での作詞となってしまいました。本来は、3 4 6の筈がこうなってしまったのです。

この「作詞教室」をご覧の皆さんに心からお詫びいたします。作詞教室と言いながら、わたし原科香月は、字脚を完璧に揃えることが出来ませんでした。

この反省を生かし、次からはみなさんに納得して頂ける作詞を目指したいと思います。尚、この「哀愁の笛吹川」は、作曲を北見さとし編曲を筧哲郎先生にお願いし、完成しましたらホームページでご覧いただきたく進めていきたいと思います。

次回の「課題テーマ」ですが、画像提供者の「ろごきっとさん」「マサさん」からリクエストを頂いておりますので、後日発表させて頂きます。

【画像は、こゆきやさんからご提供の笛吹権三郎です。】

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