小鳥

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課題テーマ「傘」

2015年11月25日

秋色を装う歩道 作詞「傘テーマ」第3回

「傘」をテーマとした「課題テーマに挑戦」は、ろごきっとさんからのご提案を頂いて始めたものです。「傘」をイメージした画像がなかなか見つからず、ピクスタから購入しました。このモデルさんは若い方なので、自分には少し無理があるかなと思いましたが、若い頃を思い出して挑戦してみました。画像が違えば、まったく別な作詞作りになっていると思います。

紅白の花びら

作詞する時は、役者になります。その人に、その風景になりきって言葉を整えていきます。初めは霧の中を歩くようで、何もヒントがつかめない場合もあります。また、一瞬で閃き数時間でほとんど完成することもあります。どっちが良いかは一概には言えません。

(今回は、フォトの世界で大先輩kinorinさんの、『秋』を題材とした画像を拝借しております。いつも見事なものばかりです。)

作詞「傘」3回目

①  小雨そぼ降る キャンパスで

   濡れて歩いた この僕に

   走って傘を 差し出した

   おどろく僕に 笑顔のえくぼ

   君と初めて逢った日は

   冷たい秋の日暮れ時

   甘い香りに 不思議な予感 

②  少し遅れただけなのに

   怒って見せる その顔が

   ふいにハハハと 無邪気に笑う

   あの日からだね 

   傘はひとつで いいよねと

   二つの影が一つになって

   歩いていたいね どこまでも

③  ある日待っても来ない君

   時計を何度のぞいても 来ない君

   いろいろ話してくれたよね

   君のふるさと二人で行けたらいいね

   君のひとみが潤んでいたね

   悲しくなって見上げた空に

   北斗七星光っていたよ

ここまで字脚を考えないで、言葉を並べてみました。もちろんまだ歌詞とは言えません。でも、イメージが掴めてきたような感じです。文脈も脈絡もない状態です。ここから少しずつイメージをぶらさないで整えて行きます。

ことば集めで、まだ使っていないものがたくさん残りました。でも、この中から拾い出すこともありますし、この残った言葉から連想して閃くこともあります。ことば集めはとにかく多い方良いと思います。

【残った使われない言葉】

横断歩道の走った君が      何で車にはねられた

今から行くよ 君の故郷へ    いろいろ話してくれたよね

君の故郷 ○○○         いつか二人で行けたらいいね

君のひとみが潤んでいたね    なぜか瞳が濡れていた

わざといじわる 空を向く    いつか二人で 行こうと決めた

わざとらしいと分かっていても  すぐに謝る この僕に

今度だけよと 笑顔にもどる   分かっているけど ごめんねと

怒って見せる その姿      キャンパスで絵を描く君に

あの日からだね         傘はひとつで いいよねと

二つの影が一つになって     歩いていたいね どこまでも

ある日待っても来ない君     時計を何度のぞいても 来ない君

悲しくなって見上げた空に    北斗七星光っていたよ

後から知ったよ ごめんね    傍についてあげられなかった

横断歩道の走った君が      何で車にはねられた

今から行くよ 君の故郷へ    何も言わずに ふるさとへ

噂で聞いたよ 帰ったわけを   不治の病と 聞いたけど

どうして信じてくれないの    何でも話してくれたのに

まだストーリーが漠然としています。少しずつ整えますので、経過を見守って下さいますように。

 

 

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