課題テーマに挑戦「高知わたしの故郷」第10回
2016年05月17日
課題テーマに挑戦「高知わたしの故郷」第10回
いつものように私のお勧め画像から入ります。本日は、フォト仲間のとらいどっくさんの画像4点をご紹介させて頂きます。
先ず1枚目は、「エメラルドアイル」という品種のバラです。画面を大きくしてご覧ください。まるで絵画のような美しさです。背景を暗くし、バラが浮かんで見えます。素晴らしいですね。
2枚めは、「ミヤコワスレ」の花です。ミヤコワスレの名前の謂れはいくつかあるようです。一つ例を挙げれば、後鳥羽上皇の三男順徳天皇が佐渡に流罪になり、そこで見たその可憐な花に、都を忘れることが出来たというエピソードです。
3枚目のこの画像は、「春らしい陽気」です。撮影場所は、河口湖のようで、3月末の頃に撮られたようです。生憎の曇りですが、雲の間から一瞬覗いた富士山を見逃さない、その気構えには頭が下がります。
最後の画像は、「湖畔の桜」です。四月10日過ぎの河口湖からの撮影とのことです。このアングルの素晴らしさは、私には真似ができません。桜も富士もとても綺麗です。
課題テーマ「高知わたしの故郷」第10回
今回で「高知わたしの故郷」も10回目となります。本日のブログの最初の長閑な山あいの画像は、Arwen Erikoさんの「夏の歌」です。ここは高知県の安芸です。「野良時計」「安芸城跡」「土居廓中」たくさんの名所があり、歴史に触れることの出来る、そして何より人情豊かな故郷として、これ以上相応しい所が無いのではと思えるような素敵な所です。
1番 出逢って間もない二人だけれど
わたしの心を虜(とりこ)にしたあなた
あなたのことも知りたいですが
わたしが育ったふるさと高知
話してみたいのあなたにだけは
わたし自慢の南国高知
2番 長閑(のどか)で情けの安芸市の生まれ
菜の花寄り添う暮らしの野良時計
古(いにしえ)偲(しの)ぶ安芸城跡や
他にもたくさん思い出あるの
夏には鳴子のよさこい祭り
砂と遊んだ桂の浜よ
3番 豊かな自然が息づく高知
足元震えて竦(すく)んだ沈下橋
優しい母と渡った先に
笑顔で迎える祖母との記憶
今でも眩い(まばゆい)四万十川を
いつかあなたと眺めてみたい
紫色の文字は、今回修正した箇所です。何度か申し上げましたが、良い作詞は、読んで流れるような旋律・抑揚があるものです。今回の「高知わたしの故郷」は、ストーリーや字脚に多少翻弄された感を否めません。読み返してそう思えてしまう箇所は、2番2行目 ~♪ 菜の花寄り添う暮らしの野良時計 ♪~ そして3番の2行目 ~♪ 足元震えて竦(すく)んだ沈下橋 ♪~の部分です。
1番の ~♪ わたしの心を虜(とりこ)にしたあなた ♪~ このことばを変えたくなくて、その代償が同じ箇所の2番・3番に出てしまったと反省しております。
作詞は、特に神様から才能を与えられた人以外は、ストーリー・固有名詞・字脚等などで苦しまざるを得ないように思えます。最後に充分満足できる作詞と、何か心残りの作詞が有ります。今回は、まだ見たことの無い高知を、完全にイメージしきれない部分があったように思います。やはり、出来れば一度自分の五感で、高知を知る必要があったように思えてなりません。
「高知わたしの故郷」は、今回で一応終了と致したいと思います。この作詞に曲が付き、歌入れまで進めるかはまだ分かりません。高知県の「ひみつのラッコちゃん」さんのお蔭で、とにかく作詞が出来ました。心から感謝申し上げます。
次回からの「課題テーマに挑戦」につきましては、近日中にこのブログでお知らせ致します。予定は、北海道です。次回も、何卒お付き合いの程、よろしくお願い致します。