小鳥

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課題テーマ「室蘭 トッカリショ」第5回

2016年06月28日

トッカリショ2 作詞「トッカリショの伝説」第5回

前回のこのブログの更新が6月9日ですから、約3週間もご無沙汰してしまいました。申し訳ありません。北海道の菻茉さんからお借りした室蘭の景勝地「トッカリショ」の画像を見ながら、今朝は何とか形にしようと早めに起き出しました。本日は、仕事が休みだからです。イメージはある程度浮かんでいるのですが、歌詞として纏めるのはなかなか一朝一夕という訳にはいきません。

トッカリショ5

ことば集めを少し増やしてみました。

娘の親の頼みとあって

幻の金の魚を求めて沖合に

いつか暗く立ち込めた空に驚くセルゲイよ

やがて木の葉のように飛び交う小舟

イサエマツに逢うまでは生きて帰らねば

その時一際大きな波に

帰らぬセルゲイ待つ日々のイサエマツ

あれ程きれいな風貌も今はまるで老婆の様

トッカリショの岬に登って沖を見つめる悲しい姿

夕やみに立ち上がろうとしたその足に弦が絡まり

よろけた体はトッカリショの碧い海の中に

蝦夷黄菅(エゾキスゲ)の黄色い花が咲き誇る

岬の外れに二つの石が並んだ粗末なお墓

天国で幸せに暮らす二人のトッカリショの伝説

娘の親の頼みとあって

幻の魚を求めて沖合に

いつか暗く立ち込めた空に驚くセルゲイよ

やがて木の葉のように飛び交う小舟

イサエマツに逢うまでは生きて帰らねば

その時一際大きな波に

娘の親の戯れに沖に船出のセルゲイは

いつか嵐の大海原で木の葉のように舞うばかり

イサエマツを悲しませてはならないと

ただただ神に祈るのみ

若く逞しい命の恩人セルゲイに

いつか虜のイサエマツ

私の父の戯れに愛する人は

幻の魚を求めて遥か沖合嵐の中に

室蘭の母恋駅から僅かのところ

奇岩断崖の景勝地トッカリショ

ここにはアイヌの悲しい伝説が

蝦夷黄菅(エゾキスゲ)の黄色い花に守られた

形見の入っただけの石が並んだ二つのお墓

命の恩人セルゲイと恋に落ちた娘は17歳

ある日幻の魚を求めてセルゲイは沖合に

船は嵐に遭って木の葉のように飛び交う小舟

愛する人に会うまでは神よ私を守りたまえ

祈るセルゲイその時一際大きな波が

帰らぬセルゲイ待つサエマツ

あれ程きれいな風貌も今はまるで老婆の様に

ある日岬に登って沖を見つめる悲しい姿

夕やみに立ち上がろうとしたその足に弦が絡まり

よろけた体はトッカリショの碧い海の中に

蝦夷黄菅(エゾキスゲ)の黄色い花に守られた

形見の入っただけの石が並んだ二つのお墓

アイヌの悲しい伝説が今も生きてるトッカリショ

トッカリショの岬に登って沖を見つめる悲しい姿

夕やみに立ち上がろうとしたその足に弦が絡まり

よろけた体はトッカリショの碧い海の中に

たいそう綺麗なイサエマツ僅かの内に

浜を見つめる老婆のようなその姿

ある日岬に登り沖を見つめるイサエマツ

浜に通う姿は老婆のように

室欄市にあるトッカリショ

余りに見事な景観に驚くばかり

ここにはアイヌの若者の

悲しい伝説があるのです

漁師のセルゲイと村の娘のイサエマツ

二人のつなぐ指先は明るい希望に満ちていた

娘の親の戯れに幻の魚を求めて沖合に

春の嵐に襲われた小舟は波間に舞うばかり

イサエマツを悲しませてはならないと

ただただ神に祈るイサエマツ

そのとき一際大きな波に呑まれる木の葉船

帰らぬセルゲイ待つ日々のイサエマツ

あれ程きれいな風貌も今はまるで老婆の様

トッカリショの岬に登って沖を見つめる悲しい姿

夕やみに立ち上がろうとしたその足に弦が絡まり

よろけた体はトッカリショの碧い海の中に

蝦夷黄菅(エゾキスゲ)の黄色い花が咲き誇る

岬の外れに二つの石が並んだ粗末なお墓

天国で幸せに暮らす二人のトッカリショの伝説

 

ことば集めは沢山あった方が良いと何回か記しました。今回は、少し多すぎると思われるかも知れません。ですが、この途中で、何度も作詞の1番から3番までを意識した言葉を並べております。ですので、この中からイメージに沿ったことばを並べて行けば骨組みは出来上がります。字脚を意識するのは、それからでも遅くはありません。

次回は、1番から3番までを通して並べてみたいと思います。北海道の菻茉さんから激励のお言葉を頂きました。必ず、完成いたします。お時間をもう少し下さいますようお願い致します。

 

 

 

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