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課題テーマ「霧降高原」第7回

2016年12月21日

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今年も残すところ10日余りとなりました。本当に早いものです。今年の1月11日に撮った画像を以下に2枚アップさせて頂きます。あと3週間で、この画像の季節になるかと思うと不思議な気持ちです。(上の画像は今年9月のもので、天空回廊の頂上近くの見晴らし台から撮ったものですが凄い霧でした。)

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紅梅です。暖冬でしたので、1月の10日過ぎにはもう咲いていました。

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同じ日に道端で撮った可愛い花ですが、名前は分かりません。

課題テーマに挑戦「霧降高原」第7回

霧降高原

昨日、3番までことばを並べてみましたが、あまり良い出来とは思えませんでした。ことば集めをし、そこから2番及び3番の内容を替えてみました。

      作詞  霧降高原

  1番   あなたと歩いたこの高原に     

       群れを成して咲いていた      

       黄色い花の日光キスゲ       

       今日は一人で歩きます   

       暦(ことみ)は夏の終わりを告げて      

       病葉(わくらば)が風に吹かれて        

       舞い落ちています 

  2番   二人で渡った丸木橋        

       初めてつないだ二つの手      

       今でも残っています温もりが     

       赤いトンボが私の指で

       じっと私を見つめています

       霧に隠れた高原に

       あなたの顔が浮かびます

  3番   人の命の儚(はかな)さを

       教えたあなたを恨みます

       かすかに色付く高原に

       白く輝く霧降の滝 

       あなたのいないこの人生を     

       生きて行きます想いで抱いて

ブログカテゴリーそれでは始めようの中の【ことば集めをしっかりと】を以下のように新たに書き出してみました。イメージに結びつくことばを、重複してもまた脈絡も構わずに書き進めます。このことば集めの多さが、良い作詞を完成させるかどうかのカギになります。その中からことばを選び組み立てて行きます。これが一番初心者の方にとって重要なポイントです。

突然あなたが逝くなんて

人の世の儚さに

赤いトンボが私の指に

止まっています

霧降の滝も啼いています

召された逝ったあの人を

病葉抱いて忍びます

霧も哭いてる私と共に

天空回廊登って行きます     

忘れるためのこの高原に

涙も枯れて歩きます

人の世の儚さ恨んで泣いている

人の命の儚さに

あなたの想い出だけを

あなたの想いで抱いて

この胸に抱いて歩いて行きます

それでも私は歩きます

天空回廊一歩づつ

きっとあなたも見ていてくれる

きっとあなたも守ってくれる

澄んだ心で見える日が

私は歩いて行きます

あなたの想いで抱いて

霧に隠れた高原に

かすかに色付く高原に

白く輝く霧降の滝

あなたの顔が浮かんで見えます

霧が晴れてあなたの顔が消えました

ひとの命の儚さに         

悲し過ぎます私には    

霧が哭いてる   

いつしか霧に覆われたこの高原に

あなたの顔が浮かびます

こんなに辛い人生だけど

それでも生きて行きますこの私      

あなたのいないこの人生を

この作詞で意識していることは、もちろん霧降高原の紹介です。そのために、日光キスゲ・ハイキングコースの丸木橋・霧降の滝を組み込みました。これだけではなく、他にも天空回廊や霧降牧場そしてマツクラの滝などもありますが、「高知わたしの故郷」でお話ししましたように、文字数が限られている作詞ですからあるところで諦めざるを得ません。

このストーリーは読んで頂けましたらお分かりだと思いますが、簡単には次のようなものです。愛する人を病で亡くした若い女性が、以前二人で歩いた「霧降高原」を一人訪れるというものです。ただ感傷だけの作詞にはしたくないと思いますが、この修正した内容も感傷だけのものでしかないようです。それに3番だけ6行です。出来たら年内に完成させたいと考えているのですが。

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