小鳥

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しあわせの傘

2016年10月25日

ピクスタ購入画像 しあわせの傘

この「傘」のタイトルの謂れですが、私のフォト仲間のろごきっとさんからのご提案でした。「課題テーマに挑戦」のコーナーでの新作を、ろごきっとさんに相談しましたら「傘」をテーマにした曲を希望されたのです。一口に言いましても、「傘」という言葉を使った曲は相当数あることでしょうが、私は他の作詞家の方の歌詞を殆ど知りません。自分のイメージの中で、少しづつストーリーをまとめて行く方法しか知りません。

今回は、ある方法を考えました。画像を有料で販売してくれるサイトがいくつかあります。その中から、傘の画像で自分のイメージに合いそうなものを探し、その画像からストーリーを考え進めるという方法です。

今回購入しましたのがアップしております画像です。この方は、とてもお茶目で明るい、そんな印象です。この方が、恋愛したらこういう感じかなと思いながら作ったのが、「しあわせの傘」です。

作詞のプロセスは、第1回(2015、11、17)から第13回(2016、8、19)までにアップしております。

 

   しあわせの傘

  1番   小雨そぼ降る キャンパス内を    

       濡れて歩いた この僕に        

       走って傘を 差しだした           

       おどろく僕に 笑顔のえくぼ       

       君と初めて 逢った日は                

       冷たい秋の 日暮れ時         

       甘い香りに 不思議な予感    

 

  2番   ふいにアハハと 無邪気に笑う         

       怒る振りした その顔は        

       遅れた僕を からかった            

       二つの傘が 一つになって         

       ふたり優しく 触れ合った                

       歩いていたね どこまでも       

       雨が似合うね 外苑通り    

 

  3番   白いドレスが 燥いでいるね   

       愛を育てた 長い髪       

       小さな肩で 揺れている          

       賛美歌うたう その時だけは   

       君もさすがに  潤んでた         

       雨だね外は これからは         

       君と僕とが 互いの傘に

 

この作詞は、昨年の11月19日から開始し、完成は8月19日と恐ろしく長い時間を使ってしまいました。作詞のプロでない私は、悲恋が好きなようです。歌詞1番2番は幸せな二人を演じさせ、3番で無理に引き裂くという幼稚な手段を用いました。後から読み返し、あまりに衝突なストーリーに幻滅し、8月に再び修正に取り掛かったために、このような長期となった次第です。

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