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つくば道の散策

2021年12月25日

 つくば道の散策

もう今年も残すところ1週間となりました。皆様にとってどのような一年だったでしょうか?コロナウィルスが落ち着き、さあ出掛けましょうという時になって、変異株「オミクロン株」が現れ、日本でも市中感染が確認されました。

まだ良く分かっていないとのことですが、この変異株の感染力は強いとの報道もあります。またもや暗い気持ちになりました。この年末年始により、日本中に蔓延するのでしょうか?自粛、自粛という言葉には、多くの方が辟易されていると思います。

ですが、やはり感染者を抑え込むため、出来るだけ日常を一日も早く取り戻すため、出来る限り国民が一体となって取り組むべき問題かと思います。

一昨日、心が晴れないまま急遽思い立って、筑波山麓を散策して来ました。

  つくば道の散策

私の住んでいる所から、筑波山までは約15キロメートルくらいです。下の画像は我が家の近所から撮った筑波山です。この筑波山の麓へ散策に出かけました。画像の野菜は、白菜です。この白菜には霜で葉が解けないよう、株が痛まないよう、細い紐で株全体を鉢巻のように結わえてあります。この方法により、来年の2月頃まで収穫を延ばすことが出来ます。

 

出発地は、昔、土浦と筑波山の間を走っていた筑波線の筑波駅跡です。現在は、リンリンロードという名称でサイクリングロードに生まれ変わっています。何年か前までは霞ケ浦に向かい、私はこのサイクリングロードを何度も走りました。

 

無料駐車場に車を停めて、「つくば道」に向かい歩き出しました。筑波山は目の前です。青空が眩しく、素晴らしい天気に恵まれました。師走の麓は、長閑で静かでした。

 

つくば道は、「日本の道百選」にも選ばれており、三代将軍・家光の時代に筑波山の参詣道として造られたものです。※注①

 

筑波山へのアクセスは、国道から筑波山入り口に入る道路があり、現在は徒歩でこの「つくば道」を利用する人は殆んど見かけません。かつては多くの参拝客で賑わったと思われるこの街道も、今は寂れて人の世の儚さを感じさせます。

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この街道沿いにある殆んどの民家は、敷地の堺の斜面を石垣で囲っています。道路はアスファルトですが、登っていくと途中から、石道へと変わります。柿の実がまだ残っており、10センチ位の大きなミカンや、4~5センチの福来みかん(ふくれみかん)も目に入ります。

 

筑波山周辺にて収穫される福来みかんの皮には、肥満やストレスの改善効果があるとの報告があります。注②

 

1本の柿の木に5~6羽のメジロが柿の実を食べていました。他にも、メジロより二回りも大きい茶色の鳥も数羽、柿の実を突いていました。

 

今歩いてきたつくば道を振り返った画像です。途中、主のいない住居や壊されて更地になった所が沢山あり、かつての住民の生きた時代を偲び、一抹の寂しさ覚えました。

 

つくば道の到着地点です。この先に、筑波山神社があり、山頂へ向かうケーブルカーの乗り場もあります。

 

筑波山神社の本殿に上る石段です。平日のせいか人はまばらで、近辺のお土産屋さんにお客の姿は見られませんでした。

 

筑波山神社です。来年こそ、良い年でありますようにと祈りました。

 

筑波山神社から駐車場への帰り道、つくばの平地を撮ってみました。写った駐車場には、数台の車しかありません。これも、コロナの影響でしょうか?

 

今朝、車を止めた駐車場の近くまで戻ってきました。かつての筑波駅は、それこそ多くの観光客で賑わったことでしょう。帰途、閉められた多くのお土産屋さんが当時の面影を残しておりました。ですが現在も頑張っておられる店もあり、コロナ禍に負けないでと応援したくなりました。

 

変異株「オミクロン株」を克服し、ここ茨城の筑波山が多くの観光客で賑わう日が一日も早く訪れることを祈ります。

もう直ぐ、令和4年が始まります。皆さまがお元気で幸多い年となりますようと、心より祈念いたしております。

〖お詫び〗このところ作詞への集中力を切らしおりますが、新しい年には少しづつ前に進めたらと考えております。何卒宜しくお願い申し上げます。※今回アップした画像で、以前撮影したものが2枚あります。注①と注②の画像です。

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