小鳥

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天神岬にある「天神山城跡」

2015年11月05日

天神山城跡入り口○ 課題テーマ「天神岬」第5回

先月、天神岬を訪問した折、「天神山城跡」を少し歩きました。天神山城は、「天神岬スポーツ公園」の敷地にあります。

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こうした看板に、天神山城跡の説明が詳しく記されておりました。

城郭①

高くはないのですが、城郭が見られます。

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反対側の城郭を見ると、先ほどより高い城郭です。もしかしたら、ここに堀があったのかも知れません。

北田天満宮○

この鳥居は、お城の隣に作られた「北田天満宮」の鳥居です。「ひと時も早く、楢葉町の復興を!」と深く頭を下げ、祈念いたしました。

天神山城の説明文の概略は次の通りです。(概略)・・・天神山城は、南側崖下に木戸川、前方東側に太平洋を見下ろす絶好の地に築かれた戦国時代最末期の城跡です。

天神山城の歴史的記録や文献資料はなく、城主や正確な築城年代は不明です。

この雄大な城跡は、戦国時代の足跡を彷彿させるもので、岩城氏と相馬氏の二大勢力の狭間に生きた当地域の歴史を物語るものです。・・・

この鳥居も、一日も早い楢葉町の復興を待ち望んでいるに違いありません。

ブログ「作詞を始める前に」の作詞で大切なこと・「歌詞作りの明確な目的」ですが、今回の天神岬の作詞では、放射能の被災によって全町民が避難指示というあまりにも悲しい出来事に対し、その方たちの悲しみの代弁を、またその原因となった事柄に対して繰り返してはならない当事者への反省を求めた内容にしたいと考えます。

前回、「情報を集めよう」を完璧ではありませんが行いました。これで終わりということではなく、また別内容の情報を記載したいと思います。ですが同時に「ことば集めをしっかりと」も並行して進めたいと思います。繰り返しますが、「ことば集め」は、深く考えずに思ったことを、歌詞の順番に関係なく少しでも多く書き進めることが大切です。

天神岬ことば集め

誰もいないこの年月を 海を見つめ泣いていた

さびしがり屋の さびしがり屋の天神岬

情けに厚い天神岬 

みんなそろうその日には 涙で笑おう 天神岬

建ったばかりの我が家の庭で

犬とじゃれてた一二の娘

あの日別れた クラスの仲間

仲良しこよしの 大好き仲間

友と別れて どこの空

仲間と離れて いずこで暮らす

早く戻っておいでよ 楢葉の町に

今日も待ってる 今日も待ってる 天神岬

天には勝てない 人の知恵

奢れなかれと風がいう

天にゃ勝てない 我らが知恵を

驕るなかれと ささやく風よ

驕るなかれと ささやく風に         

誰がうなずく 頭を垂れる 

山のウグイス 寂しく鳴いた

春の桜も やまゆりさえも

誰にも見られず 悲しく散った

きっと誓うよ 伝えていくよ

むかいの楢葉に 戻れたならば

みんなで謳おう 楢葉の未来

その日を待ってる その日を待ってる 天神岬 

我らが楢葉にいつ来る春は

その日を待ってる その日を待ってる 天神岬

波音ばかりの 静かな岬

こんなに晴れた青空なのに

なにゆえ淋しい なにゆえ淋しい 天神岬

仲間と離れて いずこで暮らす

早く戻っておいで 楢葉の町に

今日も待ってる 今日も待ってる 天神岬

子犬とじゃれてた八つのあの娘

建ったばかりの我が家の庭で

あの日別れた 仲良したちは

寒くはないかな どうしているの

楢葉に戻って 来ようよみんな

今日も待ってる 今日も待ってる 天神岬

あの日境に いわきの暮らし

やさしい人たち 楽しいけれど

楢葉のおうち わたしのお部屋

きっと待ってて きっと待ってて 天神岬

歌詞として行単位では成り立っているものもありますが、ただ羅列しただけですので、完成のイメージはまだわいてきません。これから言葉を並べながら、目的をしっかりぶらさないよう進めて行きたいと思います。でも、まだまだ別なことばが必要な気がしてなりません。奥行きのない歌詞では、人を感動させることは出来ません。

 

 

 

 

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