小鳥

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課題テーマ「傘」第10回

2015年12月27日

夏姿富士山  作詞「涙の一つ傘」第10回

本日は、keiさんの素晴らしい画像をご紹介させて頂きます。この画像は「夏姿富士山」というタイトルですが、とても富士山の良さを湖と一艘の船が引き立ててくれています。それにしても、美しい画像ですね。こういう風景が、私は大好きです。

北アルプス・白馬方向へ

keiさん、2枚目は「北アルプス・白馬方向へ」です。北アルプスは冠雪に輝いています。しかし手前の柿の木はたくさんの実を付けています。晩秋の風景でしょうか?何とも情緒豊かな画像です。

作詞「涙の一つ傘」第10回

ピクスタ購入画像

前回9回目のときに、「涙の一つ傘」はほとんど完成であり、見直して修正の必要があれば第10回目で完成としたいと申しました。私だけかも知れませんが、作詞において、何度読み返してもこれで完璧と思えることはありません。

第9回の後、やはり読み返すと不自然なところが出てきました。一番気になったところは、3番の・・♪雨に濡れてる 涙のお墓♪・・この箇所です。私は、少し飛躍しすぎという感も無くはありませんでしたが、それほどとは思いませんでした。でも時間をおいて読み返してみますと、やはり流れを無視した言葉のような気がして来ました。

 

 1番  小雨そぼ降る キャンパス内を

     濡れて歩いた この僕に

     走って傘を 差しだした

     おどろく僕に 笑顔のえくぼ

     君と初めて 逢った日は

     冷たい秋の 日暮れ時

     甘い香りに 不思議な予感

 

 2番  ふいにハハハと 無邪気に笑う

     怒る振りしたその顔は

     遅れた僕を からかった

     二つの傘が 一つになって

     肩がやさしく 触れ合った

     歩いていたね どこまでも

     雨が似合うね 外苑通り

 

 3番  来ない君から 撥ねられちゃった

     やっと携帯 聞き取れた

     駆け出しながら ウソだよね

     倒れた君を この腕に抱き

     君のふるさと 行こうねと

     大きな声で 叫んだよ

     傘が泣いてる 涙の舗道

全体の歌詞の流れからは、「結」になっていないかも知れません。ですが、3番の歌詞の「転」を「結」にフォローしてくれる言葉だと思います。この女子大生は、その後どうなったのでしょうか?この歌詞の終わり方では、想像するしかありません。それを作詞の技法と言えたら、こんな嬉しいことはありませんが、みなさまいかがでしょうか?「涙の一つ傘」完成とさせて頂きます。

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