課題テーマに挑戦「霧降高原」第1回
2016年08月26日
課題テーマ「霧降高原」第Ⅰ回
前回の「トッカリショの伝説」は、北海道の菻茉さんのお蔭で、作詞を完成させることが出来ました。今回からの「課題テーマに挑戦」ですが、「トッカリショの伝説」第10回でお話ししましたように、秋田県か栃木県をテーマにしようと思いました。
偶然ですが、私の知人が「栃木県の霧降高原に、この前行って来たけど、とても良かったよ。お蕎麦も美味しかった。」と申しておりました。私が、ネットで作詞教室をしていることは、その知人は知りませんでした。まして、次回のテーマを栃木県か秋田県のどちらにしようかなどと悩んでいることは、露ほども知らない人でした。
「霧降高原」なんと、情緒のある響きでしょう。なんかとても歌の舞台に合いそうな予感がしました。
昨日は仕事が休みでしたので、急遽「霧降高原」までドライブすることにし、9時頃出かけ昼過ぎには到着しました。
ですが、見て下さい、この霧に覆われた風景を。到着寸前から道路は凄い霧で前が見えなくなり、ライトを付け慌てて駐車場に入りました。
駐車場から少し歩くと、霧は少しづつ薄くなりました。私は、半袖のポロシャツに半ズボンというの姿でしたので、少し肌寒く感じました。2時間ほど階段を登ると見晴らし台に着くとのことでしたが、あまりの霧に、多分登っても何も見えないと思い、見晴らし台までの階段を登るのは諦めました。
でも、やはり雰囲気は良いのです。中には、若いカップルの方もおりました。この霧の中で、手をつないで見晴らし台に向かう若い男女。とても、何か映画のワンシーンのようで、これは作詞に向いている光景だと思いました。
凄い数の赤とんぼが、そこいら中を乱舞しておりました。私の腕にも乗ったり、少しも人間を恐れる様子が無く、人なつこい赤とんぼという印象でした。
霧降高原からの帰途の坂道で、車を止めて写真を撮りました。すっかり秋の気配なのです。というより、秋なのです。高地はやはり下界よりも秋そして冬は早くやって来ます。
今回の「課題テーマに挑戦」は、霧降高原に決めました。今回は雲と霧とで、この高原の本当の美しさを知ることが出来ませんでした。今度は天気の良い日を選んで再度訪れようと思います。そして、少しづつ、「霧降高原」のイメージを膨らませて、皆さまに喜んで頂ける作詞をしたいと思います。完成までのプロセスを、皆さま方の作詞をされる参考にして頂けましたら嬉しく思います。