課題テーマに挑戦「増毛町」第12回
2017年04月13日
課題テーマに挑戦「増毛町」第12回
増毛町には、ワイナリー(ワイン製造に関わる事業所)があります。上の画像は、「増毛フルーツワイン」です。果樹園地帯である暑寒沢の中にありますので、新鮮なフルーツで美味しいワインを作っているのでしょう。増毛産のりんごや洋なしを使っているのでなおさら美味いとのことです。リンゴのシードルワイン(リンゴを発酵させて造られるアルコール飲料)には、甘口、中口、辛口の3種類があるとのことです。(増毛町HPより抜粋)
増毛産リンゴの全道PR活動
最北の果樹園地帯と言われている増毛町のりんごも、今では全道各地へと知名度を上げ拡がりつつあります。果樹園農家の努力とPRの工夫なども反映されているのでしょう。
先日、北広島市にあります三井アウトレットパークで行った物産展の様子です。北海道ロコという北海道各地の新鮮なものや特産品を一堂に集めた物産展です。
増毛町にあります「ヤマセン仙北果樹園」のリンゴがずらりと並んでいます。
種類もデリシャスや紅将軍、ハックナインなど珍しいものから定番のものまで様々でした。(増毛町HPより、りんごコーナーに絞って記載させて頂きました。画像は3月下旬のものです)
課題テーマに挑戦「増毛町」第12回
第8回と第11回のブログに作詞らしきことばを並べてみました。もちろん登山で言えば、まだ2合目辺りです。若い娘さんが都会に憧れ増毛を出て、東京の隅田川が流れる「東京スカイツリー」のすぐ近くに住んではや数年になります。東京は日本の首都です。政治・経済の中心であり、若い女性憧れのファッションの街でもあります。ですが大都会で生きるということは、良いことばかりではありません。この私も東京で生活したことがありますが、見た目と違ってとても孤独なところでもあります。この増毛町出身の女性も望郷の念に駆られるようになりました。
その女性の心境を作詞にしたかったのですが、芯となるべきものを確立することが出来ず、ずっと悩んでいました。帰郷するなら、ただ都会から逃げ出すのではなく、増毛の将来に大きな希望をもたらす志を抱いて帰郷して欲しいと願ったのです。ですが、それを見出すことは困難でした。主人公を男性にすることで解決する方法もあったかも知れません。ですが、私のある拘りでどうしても女性に致しました。
前回の歌詞3番
3 私やっと決めました 故郷(ふるさと)増毛に帰ります
私は生まれ変わって 増毛の明日に何かをしたい
故郷を出てから知った 増毛の町の美しさ 人の心の温かさ
暑寒岳麓(ふもと)の赤く輝くさくらんぼ
港には甘えびホタテに蛸(たこ)イクラ 知らない人に伝えたい
ああ~ 今はむかしのニシンの港
前回の歌詞3番です。もちろん「増毛町」の特産等を作詞の中でPRしたいという想いはあります。しかし、これではCMソングになってしまいます。情緒もない作詞になってしまいます。まだ一度も訪問していない「増毛町」の作詞をネットの情報だけで作るということは、やはり無理があるのかも知れません。増毛町の雰囲気・匂い・人の表情、そういうものに触れないと本当のものが生まれないような寂しさを感じております。
ですが、諦めずに再度挑戦してみました。
増毛恋い歌
1 ツリーが映る墨田の川は 今夜はみぞれ
都会の暮らしも はや幾年か
今頃ふるさと増毛の海は 吹雪いて時化か
父は荒海 エビ籠漁か
増毛の空が恋しい 山が恋しい 情けが恋しい
アァ~ アァ~ マシケオトギリこころの花よ~
2 夕日が落ちる雄冬の岬 二人で見てた
真赤にかがやく あの日本海
あなたは今でも独りでいるの 元気でいるの
駅でもらった なみだの切符
あなたの胸が恋しい 声が恋しい 笑顔が恋しい
アァ~ アァ~ ゴメの鳴き声聞こえて来るよ ~
3 ふるさと離れしみじみ想う 増毛の良さと
慈愛に満ちてた あの母さんを
4 4 4 3 4 3 22
3 4 4 4 15
4 3 4 3 4 4 4 26
アァ~ アァ~ 暑寒連邦まぶたに浮かぶ ~
空白の右側にある数字は、これから挿入する言葉の字脚です。この文字数のことばを、脈絡・起承転結に合わせて入れて行かなければなりません。タイトルを「望郷増毛恋歌」から「増毛恋歌」に変えてみました。東京から、故郷「増毛町」を恋うる歌という意味です。能動的なストーリーもまだ諦めてはおりませんが、私の発想力ではなかなか困難なことです。まだ作詞完成の3合目辺りですので、もう少し長い目で見守って頂けますようお願い致します。