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仮題テーマに挑戦「増毛町」第16回

2017年04月20日

 課題テーマに挑戦「増毛町」第16回

上の画像は、「ウミネコ」です。ウミネコは、増毛町の鳥です。

下の画像は私が昨年自宅近くで撮った春の風景です。私は、関東平野の筑波山の近くに住んでいます。

春を待ちわびたタンポポや土筆が喜んでいるようです。

菜の花が咲くと、春が来たと感じます。後ろは筑波山です。

田植えの前の代かきの様子です。凄い西風が吹いていました。

田植えが済んだ田んぼに筑波山が写り込んでいます。

課題テーマに挑戦「増毛町」第16回

課題テーマに挑戦「増毛町」も今回で16回となります。何度も読み返してみると、「どうしてもここの言葉を替えてみたい」という気持ちに駆られます。大げさに言えばこれで完璧と言えるだけの満足感がないのです。別な言い方をすれば、「もっと別な視点があるはずだ」とか「もっと違う表現の仕方があるのではないか」等と、いつまでも妥協できないのです。

前回の作詞に満足できずやはり修正をしました。修正したのは、歌詞2番と3番です。

 

    増毛恋歌 

 1   ツリーが映る墨田の川に 凍えるみぞれ       

     都会の暮らしも はや幾年か            

     今頃ふるさと増毛の海は 吹雪いて時化か             

     父は荒海 エビ籠漁か                   

     増毛の空が恋しい 山が恋しい 情けが恋しい      

     アァ~ アァ~ 増毛連峰 瞼に浮かぶ         

 

 2   夕日が落ちる雄冬の岬 離れてふたり        

     涙で見ていた あの日本海             

     あなたは今でも独りでいるの 変わりはないの        

     あの日ホームで 濡らした切符           

     あなたの胸が恋しい 声が恋しい 笑顔が恋しい     

     アァ~ アァ~ ゴメの鳴き声 愛しさつのる      

 

 3   高層ビルの谷間で想う ふるさと増毛        

     母さん手紙で また繰り返す            

     風雪乗り越え築いた郷土 おまえも守れ        

     やっと気付いた 増毛で生きる           

     増毛の海が待ってる 友が待ってる あなたが待ってる  

     アァ~ アァ~ 増毛音頭を なかまと踊る 

 

紫色で示しましたことばを下記のように修正いたしました。 

 

     増毛恋歌 

 1   ツリーが映る墨田の川に 凍えるみぞれ       

     都会の暮らしも はや幾年か            

     今頃ふるさと増毛の海は 吹雪いて時化か             

     父は荒海 エビ籠漁か                   

     増毛の空が恋しい 山が恋しい 情けが恋しい      

     アァ~ アァ~ 増毛連峰 瞼に浮かぶ 

       

 2   夕日が落ちる雄冬の岬 離れてふたり        

     涙で見ていた あの日本海             

     あなたは今でも独りでいるの 変わりはないの        

     駅のホームで 濡らした切符           

     あなたの胸が恋しい 声が恋しい 笑顔が恋しい     

     アァ~ アァ~ 留萌本線 増毛の駅よ   

  

 3   高層ビルの谷間で想う ふるさと増毛        

     母さん自慢の また里便り            

     風雪乗り越え築いた郷土 おまえも守れ        

     やっと気付いた 増毛で生きる           

     増毛の海が待ってる 友が待ってる あなたが待ってる  

     アァ~ アァ~ 増毛音頭を なかまと踊る 

 

※ 留萌本線の増毛駅から留萌駅までの区間が、昨年の12月4日を最後に廃線となりました。ですが忘れてはならない増毛駅、忘れられない増毛駅です。

 

どこの地域でも過疎化そして高齢化社会は大きな問題です。ここつくばも例外ではありません。私も東京に憧れ何年かを過ごしました。でも、思い出すのは故郷の筑波山でした。私にとって、幼い頃から心の支えになっていた筑波山の近くで生きることは何より嬉しいことです。

増毛町も過疎化・高齢化の問題が大きなテーマだと思われますが、増毛町には先人たちが築いた伝統と歴史があります。それを守って頂きたいと思います。今回、増毛町のことをいろいろ調べる途中で、とても若い方々が「増毛を背負って立つ!」という意気込みを感じました。今回の「増毛恋歌」の主人公の女性も増毛町の発展のため尽力されることでしょう。

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