課題テーマに挑戦「鳥海山」第4回
2017年09月10日
課題テーマに挑戦「鳥海山」第4回
やっと課題テーマ「鳥海山」第1回をアップしましたのが6月27日でした。その間に、曲先課題曲の「雪の比羅夫駅」が完成し、ユーチューブにもアップ致しました。非常に恥ずかしい話ですが、「鳥海山」の作詞のイメージが浮かばずに困っていたのです。
「鳥海山」は雄大な山がテーマですから、男らしいそして力強い作詞を考えておりました。この曲を聴いた方が元気が出るような、そんな作詞をと考えておりました。その結果気合いだけが先行し、具体的なイメージが浮かびませんでした。
昨夕、すっかり陽が落ちそうな筑波山の麓の農道を、鼻歌を歌いながら歩いていました。そのときふと、「鳥海山」の歌詞の件について、万人に喜ばれるものを目指す必要はなく、自分の感性で想いのままに創った方が良いのではないかと思いました。そうしましたら急に肩の力が抜けて、何かことばが浮かびそうな予感がし、急いで手帳とボールペン、そして照明器具を取り出しました。私はいつも散歩の時は、ショルダーバックに筆記具と照明器具そしてペットボトルを入れて歩きます。
(上の画像は、「深緑の鳥海山と滝ヶ原湿原に咲いた菖蒲」というタイトルの画像です。)
私の鳥海山
1番 早くに父に旅立たれた私
母が仕事で一人の時は
あぜ道歩いて いつも仰いだ鳥海山
私の父です 鳥海山は
(ウイキペディアより転載)
2番 心ふるわせ伝えた想い
悲しく散った十六の秋
母に涙を見せまいと
頂き見つめた鳥海山
私の父です 鳥海山は
3番 縁で結ばれ嫁ぐ私は
はるかに遠い南の空に
母と桜を残し旅立つ私
母を守ってくださいね鳥海山
私の父です 鳥海山は
この間5分位でした。「どうしても字脚の合う言葉が出てこない」「ストーリーが不自然」などで困っている時も、散歩の途中でいきなり閃くことがあります。その時にメモをしておかないと必ず忘れてしまいます。閃いた時のことばがいつも優れているとは限りませんが、パソコンの前では思い付かなかった、新鮮なことばに出会えることが良くあります。作詞をされる方には、この方法をお勧めいたします。
ただ基本的に作詞の初心者の方は、このホームページのブログカテゴリー「それでは始めよう」のなかの<言葉集めをしっかりと>の方法を、先ずかしっかりと実践されることをお勧め致します。
本題に入りますが、僅か5分でのものですから、絵画の下絵のようなものです。ここにことばを肉付けし、或いは別なことばに置き換えて、そしてストーリーに合わせて字脚を揃えて行く作業に進みます。大方のストーリーはこの方向で良いのではと思っています。
次回は、もっと練り込んだものをお見せ出来ますよう頑張ります。