課題テーマに挑戦「海の漁師」第10回
2019年12月01日
課題テーマに挑戦「海の漁師」第10回
課題テーマ「海の漁師」も今回で10回目です。漁師の方を対象にした作詞は初めての経験でした。今回の舞台は青森県の「鰺ヶ沢」に致しましたが、直接訪問した訳でもなく、ネットの情報と「鰺ヶ沢漁協」の女性の方に教えて頂いたことだけで作詞を進めました。ですので、私の思い込みの部分もあるかと危惧しています。
まだ未熟な部分があるかも知れませんが「俺の港だ 鰺ヶ沢」というタイトルの歌詞が完成いたしました。
作詞は完成だと思っても、しばらく寝かせる時間が必要です。いつも感じることですが、数日置いてから読み返してみると、「ああ、ここには別な言葉の方が良かった!」などと修正することが度々です。今回も、これで完成と思わずに、もう少し時間を置いて充分納得してから「これで完成だ」と言いたいと思います。
俺の港だ 鰺ヶ沢
1 幼い頃から 親父の背中
漁で見せられ 育った俺だ
親父受け継ぐ この漁船
きっと親父を 追い越して
今に建てて見せるよ 大御殿
俺の夢だぜ 鰺ヶ沢
2 お袋流した 涙の訳は
俺のお父うは 嵐で死んだ
そんな言葉に 笑ったぜ
俺の親父は この親父
なぜか頬に潮花 やけに舞う
俺は漁師だ 鰺ヶ沢
3 吐く息凍て付く 真冬の津軽
網を引く手が 凍えてとまる
親父厳しい 怒鳴り声
網を気合で引き寄せる
荒れる波に雪舞う 日本海
命がけだぜ 鰺ヶ沢
アァ~ 俺の港だ ソレ 鰺ヶ沢
アァ~ 俺の港だ ヨイショ 鰺ヶ沢
(読み)大御殿 だいごてん お父う おどう 潮花 しおばな 凍て付く いてつく
栃木県の知人の方は、この作詞を喜んで頂けるでしょうか?今回も私の流儀で勝手に進めさせて頂きました。最後の2行で曲調はほぼ決定してしまうと思われますので、その辺のところは好みの問題もありますので難しいと思っています。