課題テーマに挑戦「恋路ヶ浜」第11回
2021年03月30日
課題テーマに挑戦恋路ヶ浜」第11回
本日の午後、自宅から数分の所にある果樹農園に出かけて来ました。この農園では、梨・もも・ブドウなどを主に栽培しています。梨の花の画像を撮らせて欲しいとご主人にお願いすると、即座に快諾が得られました。ちょうど梨の花の受粉作業の最中でした。
他に桃の花だと思うのですが、可愛いので撮ってみました。
それから定番ですが、タンポポも撮ってみました。
春真っ盛りという感じです。他にも撮った画像があるのですが、また次回にアップさせて頂きます。
恋路ヶ浜 第11回
第10回でもう完成かと思ったのですが、残念ながらまた修正です。その前に、第5回の「ことば並べ」と今回第11回の内容を比較してみたいと思います。「ことば並べ」とは、作詞をイメージして浮かんだ言葉を書き出し、そのことばを1番から3番まで並べていくものです。
ふるさと恋路ヶ浜 (ことば並べ)
1番 菜の花の香りに誘われ
ひとり歩いた白砂の浜
初恋のこころ焦がれて
波と遊んだ十六の春
ああ 我が故郷恋路ヶ浜よ
2番 夏の浜辺にハマユウの花
丘には青松沖の神島
素足で走る渚のふたり
今もあの日が恋しくて
ああ 我が故郷恋路ヶ浜よ
3番 伊良湖岬の灯台明かり
朝日輝く日出の石門
永久の変わらぬこの景色
いつの日か還ろうこの浜に
ああ 我が故郷恋路ヶ浜よ
以上が、字脚を意識しないで、ただ言葉を並べただけのものです。このまま使いたい言葉もありましたが、1番から3番までの字脚を揃えるために、諦めて切らざるを得なかったものもあります。
例えば歌詞2番の・・♪ 素足で走る 渚のふたり 今もあの日が恋しくて ♪・・。自分では気にいっておりましたが、切らざるを得ませんでした。こういうことは良くあります。
それでは、第11回の修正後の歌詞をご覧いただきます。
麗しき故郷恋路ヶ浜
1番 菜の花の 香りに誘われ
独り歩いた愛しき浜辺
初恋のこころ焦がれて
波と遊んだ十五の春よ
麗しき故郷 ああ 恋路ヶ浜
2番 夏の夕 ハマユウ匂いて
沖の神島灯台明かり
あかね雲何も言えずに
君と流した別れの雫
麗しき故郷 ああ 恋路ヶ浜
3番 古に 都を追われて
恋路貫く岬のふたり
感涙の白砂青松
我も望郷募りて恋し
麗しき故郷 ああ 恋路ヶ浜
初めから完璧な作詞をしようとしても、一部の方を除いて多分無理だと思います。プロの作詞家の方でも、何度も推敲を重ねて完成するのだろうと思います。
プロでない私などは、最初のことば並べから字脚合わせまでのプロセスで、自分のイメージに近づけることばを悩みながら、苦しみながら、ほんの僅かずつ紡いでいくという方法しかありません。
今回修正した部分は、歌詞3番の3行目・・♪ 悦びに咽ぶ青松 我は望郷募りて悲し ♪・・を・・♪ 感涙の白砂青松 我も望郷募りて恋し ♪・・としました。正直、これで完成とするかは未定です。数日前から、沖縄県民謡などを聴いています。
※ 白砂青松(はくさせいしょう) アイキャッチ画像は、ウィキペディアさまからお借り致しました。