課題テーマに挑戦「寺坂棚田」第1回
2022年07月26日
課題テーマに挑戦「寺坂棚田」第1回
先日の某新聞の第1面に、次のような大きな見出しがありました。
コロナ国内20万人 第6派ピークの倍
国内の新型コロナウイルス感染者数は23日、全都道府県と空港免疫などで20万975人確認され、初めて20万人を超えた、という恐ろしい記事でした。
厚生労働省の助言機関は、今後も感染者数の増加は続くとみており、重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある人たちに感染が広がることを懸念しているようです。私は3回目のワクチン接種までは済んでいますが、4回目以降いつまで続くのかと不安になります。世界の医療界に対し、パーフィクトな抗ウイルスワクチンの開発を心から期待します。
さて暦は7月から8月へと変わろうとしています。この酷暑の中、子供たちも夏休みに入り、水の事故の記事が目に付きます。冷夏であれば水難事故は少なくなることでしょうが、自然相手に勝手なことを言っても始まりません。どうか、小・中・高校生の皆さんには、決して水を侮ることなく、楽しい夏休みを過ごされますよう願っています。
寺坂棚田 第1回
私が今回、課題テーマに挑戦において「寺坂棚田」を選んだ経緯ですが、先日、某新聞の朝刊に「棚田の景観 深い癒し」という投稿記事を読んだことに始まります。読んでいると、遠い昔、中学生の兄と二人、実家の田んぼで田船を引いて稲掛けをしたのを思い出しました。当時は、耕地整理がなされておらず、膝まで潜って一歩進むのも大変でした。(稲掛けを、つくばでは「おだかけ」と言います)
稲刈りも親戚の人の応援を頂きながら、何日もかけてやっと終えたものです。今は、田植えから稲刈り・脱穀とすべて機械化されて、アッという間に終えてしまいます。
あの頃の田舎の風景はもはや見ることもなく、当時が懐かしくなります。
(投稿記事) 棚田の景観 深い癒し
埼玉県横瀬町にある寺坂棚田を先月訪れた。水を張った棚田に苗が伸び始め、初夏の表情を見せていた。
面積は5.2㌶とやや小さめだが、コメ作りの体験学校などを行っている。今年、維持や保全に積極的に取り組む優良な棚田を農林水産省が認定する「つなぐ棚田遺産」に選ばれた。ほかにも関東でいくつか選定されたそうだ。
県内にも棚田があると聞いていて、以前、たまたま寄ってみたら里山の雰囲気がよかったので、今回、再び訪れた。1枚だけ麦の収穫が遅れ、田植えから取り残されていた。その棚田の脇の水田で、農家の方があぜの手入れ作業などにいそしんでおり、人間の営みの風景に癒される。民家が点在していて、のんびりした景観が広がり、遠望すれば、秩父のシンボル・武甲山が威容を誇っている。
片隅に棚田の地域の歴史が記された案内板があった。縄文時代の住居跡があり、中世の屋敷跡があったと伝わるなど、自然と人間との共存が連綿と続いている。だからこそ、棚田に深い癒しを感じるのかもしれない。
〖投稿者 埼玉県久喜市・吉田正氏(63才)〗
この投稿記事を読み、ぜひ「寺坂棚田」を題材にした作詞を作りたいと思ったのです。ネットには、寺坂棚田に関する多くの記事や画像が載っており、参考にさせて頂きながら、進めていきたいと考えています。アイキャッチ画像は横瀬町観光Webサイト「歩楽~里(ぶら~り)」より転載させて頂きました。その下の2枚の画像も同じです。とても魅力的な棚田であることが画像から見て取れます。
以下の画像は田植え前の、まだ代掻きの作業中の風景のようです。
棚田から秩父のシンボル・武甲山を望む。
埼玉県なら、ここつくばからでもそう遠くはありません。出来ましたら収穫前に一度訪問したいと願っています。