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課題テーマに挑戦「寺坂棚田」第10回

2022年11月06日

 課題テーマに挑戦「寺坂棚田」第10回

気が付けば、今年も残り2ヶ月を切り、一年の時の速さにいつもながら驚かされます。ですが、まだ今年は終わっていません。正月の抱負や誓った事を来年に延ばさず、少しでも先に進めて来年に繋げましょう。来年からでは、明日からでは、いつまで経っても前に進めません。

最近のニュースで辛く悲しかったことは、ソウルの雑踏事故です。日本人2人を含む159人もの若い方たちが無くなりました。この事故では、警察の警備のお粗末さが批判にさらされています。警察がきちんと現場を警備していたら大惨事にはならなかったと思われるからです。

日本でも21年前、明石市での花火大会の観客が歩道橋に集中し、11人が亡くなり、200人近い人が重軽傷を負いました。外国の事故であっても、自国に当てはめ、事前に安全策を考慮していたら、このソウルの事故も防げたかも知れません。また緊急時の迅速な救命・救助のための方策をとり、その予行演習も欠かせない事柄だと思います。

亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

さて、課題テーマに挑戦「寺坂棚田」も今回で10回目となります。思うように進まず、アップする頻度も少なく恥ずかしい限りです。今日は、作詞が進まず、苦労している恥ずかしいところをお見せしようと思っています。その前に、近くで撮った秋の画像を数枚アップさせて頂きます。

下は、先日撮ったつくば植物園での画像です。手前に赤い花のようなものが見えます。

よく見ると花ではありません。赤く紅葉した葉が反り返って丸い花のように見えます。ニシキギ科の植物のようです。

つくば市の西の端に小貝川という川が流れています。その川岸の広範囲にコスモスが咲いています。

近くの民家の庭に、赤くきれいな実が生っていました。

この中のニシキギ科の植物とコスモスの画像は、ある趣味の会の方からお借りしました。有難うございました。

  課題テーマに挑戦「寺坂棚田」第10回

作詞はやはり難しいとこの頃よく思います。字脚を揃えて、情感を表現するということは、やはり簡単なことではありません。恥を忍んで、途中までの経過をご覧いただきます。

始めに歌詞1番を作ることは、そう難しいことではありません。ですが、その思い付いたままに記した1番の歌詞に、2番・3番を合わせることが難しいのです。今回も1番を先に作ってしまい、2番で苦しんでいます。

 タイトル仮題「心のふるさと寺坂棚田」

   ≪ 歌詞1番 春の情景 ≫ 

    武甲山 朝日に輝く棚田をみつめてる         5  4  4  4  5   22

  みどりの風が山越え水面を吹き渡る            4  3  4  4  5   20     

  チチブイワザクラ可憐な花を咲かせ      3   5  4  3      5        20   

  やっと来たんだ 寺坂棚田に春が来た             3     4      4      4   5      20 

  春の青空 今日はみんなで田植えの日             3   4  3    4    5     19   

  みんなの心のふるさと寺坂棚田          4   4  4   7          19  

 というように1番の歌詞を書いて見ましたが、2番が続きません。途中までですが記して見ます。

   ≪ 歌詞2番 夏の情景 ≫                                     

  夏の夕 棚田にひと際煌めくホタル灯よ       5  4  4  4  5     22      

  かがり火祭り 静寂に響くは せみ時雨     4  3  4  4  5        20 

2行目までは何とか字脚を合わせましたが、3行目が続きません。歌詞3番では何とか合わせましたが、歌詞2番では3行目からが進みません。この原因としまして、どうしても入れたかった言葉の歌詞1番3行目「チチブイワザクラ」が挙げられます。

・・♪ チチブ イワザクラ ♪・・は8文字です。この8文字を、・・♪ 〇〇〇 〇〇〇〇〇 ♪・・というように3文字ことばと5文字ことばで埋めなくてはなりません。夏の情景を考慮してこの文字数の言葉が入らないのです。例えば同じ8文字でも、・・♪ 〇〇〇〇 〇〇〇〇 ♪・・のように4文字ことばを繰り返すのあれば、比較的悩まずに進めることが出来たはずですが・・・。チチブ イワザクラにどうしても拘りを持ってしまいました。

この解決方法は二通りあります。一つは4文字ことばを繰り返す手法を止む無く選択し、作曲の先生に言葉が繋がるように上手く調整して貰う方法です。もう一つは、悩みの種である歌詞1番3行目の「チチブイワザクラ」を外す方法です。この方法ですと、すべての内容を変える可能性が出てきます。殆んど振り出しに戻ってしまう可能性があります。出来ることなら、3文字ことばと5文字ことばを上手く入れる方がよりベターなのですが・・・。次回迄の課題です。

歌詞3番は以下の様に字脚合わせは済んでいます。ご覧ください。

   ≪ 歌詞3番 秋の情景 ≫

  鮮やかにはぜ掛け棚田を彩る彼岸花             5  4  4  4  5   22    

  郷愁誘う棚田は横瀬の誇りだよ               4  3  4  4  5   20

  むかし荒れ果てたこの田が今は蘇える              3   5  4  3      5        20

  熱い横瀬の熱意と気魄でよみがえる               3     4      4      4   5      20

  秋の棚田は光輝く黄金色                          3   4  3    4    5     19

  みんなの心のふるさと寺坂棚田                 4   4  4  7           19

次回までに、歌詞2番の問題をクリアし、皆さんにご覧いただけるよう頑張りたいと思います。季節柄、風邪などを引きませんよう、十分体調管理にはお気を付けくださいませ。

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