小鳥

ブログ

課題テーマに挑戦「寺坂棚田」第5回

2022年09月05日

 課題テーマに挑戦「寺坂棚田」第5回

もう今日は9月5日、あっという間に季節は秋となりました。先日までの猛暑も和らぎ、夕方にはコオロギと鈴虫の合奏が聞こえて来ます。

秋は美味しいものがたくさん出回ります。夏の疲れとコロナ禍で疲弊した体と心に充分栄養をあげて、頑張った自分を褒めてあげましょう。

車を走らせていますと道端の美しい花にも気付きませんが、のんびり散歩をしていますと美しい花に目を奪われることもしばしばです。

アイキャッチの画像ですが、キバナコスモスであることを花に詳しい方が教えてくれました。

下の花は毎年見ているような気がしますが、名前が分かりませんでした。さっそく「ハナノナ」で調べてみますと、ガラニティカセージ91%と表示されました。

空の様子もすっかり秋の気配となりました。

昔、小学生の頃よくフナ釣りをした池にもそれを感じます。

秋と言えば、沢山の果物が思い浮かびますが、日本人にとって忘れてはならない食物の収穫時期でもあります。

実るほど頭を垂れる稲穂かな・・・そうです。米の収穫時期です。

熱中症の心配は少なくなりましたが、コロナの感染につきましては、まだまだ気を許してはならないと思います。早急な終息を望みます。

  課題テーマに挑戦「寺坂棚田」第5回

今回は、寺坂棚田の後方にそびえる武甲山についてです。

秋の棚田の収穫時期に、青空に映える武甲山です。

 

南東の方角から見た武甲山は、また別の顔をしています。

先ず、武甲山頂上近くの御嶽神社に建てられた案内板に記された文字を記したいと思います。

「武甲山(標高1304m)は、奥秩父山地より北方へのび尾根の末端にある独立峰で、山体の北半分を2億年前の石灰岩で占めています.

この中腹には、石灰岩固有植物で武甲山のみに生育する『「チチブイワザクラ』をはじめ、『ブコウマメザクラ』や『ミヤマスカシユリ』などの特異性に富んだ石灰岩植物が自生しています。

石灰岩の隙間に生えるイワザクラ

また、石灰岩の採掘は、大正時代から始まり、高度経済成長期に増加し、昭和40年頃より急速に山容を変えて来ました。

現在、武甲山の山頂には、御嶽神社が鎮座していますが、古くは平安・鎌倉時代まで遡る痕跡が見いだされ、戦国時代になると蔵王・熊野の両権現をはじめとした社殿や寺院等が建立され、江戸時代には山頂での祭祀が一層盛んになりました。

武甲山登山口の鳥居

山頂近くに建つ御嶽神社

武甲山を祀る民俗行事には、秩父夜祭、御嶽神社里宮の神楽、御田植神事、雨乞い行事など、秩父地方一帯に広く見られます。

なお、武甲山の山開きは、毎年5月1日に行われています」

ここで武甲山がいかに秩父地方へ恩恵をもたらしているかについて、少し捕捉したいと思います。

【武甲山からの秩父への恩恵】(武甲山未来フォーラム ウェブサイトより抜粋)

「昔の秩父には水道も通っていませんでした。水は秩父の人たちが生きて行くために、そして食料を生産する田畑にも無くてはならないものです。

その秩父の人々の生命を救ってくれたのが、神の山である武甲山からの伏流水でした。

この伏流水は稲作や畑の作物を豊かに育ててくれ、その恩恵により秩父の人々は生き続けることが出来たのです。

その武甲山に対し、春には豊作を祈り、秋には豊作に対する感謝を表したのが『秩父夜祭』なのです」

以下、秩父の夜祭の画像をいくつかアップさせて頂きます。

 

 

 

 

 

【秩父夜祭とは、武甲山の神様の送迎神事】

秩父夜祭の本来の目的とは、秩父盆地全体の聖山である武甲山に鎮まる秩父国魂の「大神」を、春の”御田植祭”にて秩父神社に歓迎し、やがて秩父盆地で農事や養蚕の収穫を終えた晩秋に、”秩父夜祭”でまた武甲山に鎮送するという毎年の送迎神事だそうです。

武甲山については、まだまだ知り尽くしているとはとても思えませんが、以上にて終わらせて頂きます。

寺坂棚田の稲穂も大分黄金色になり、そろそろ刈り入れ時期でしょうか?刈り入れの前に一度訪問させて頂こうと考えています。

※今回の出典画像について 1枚目 歩楽~里よこぜ様、2枚目 ウィキペディア様、5枚目 フォトライブラリー様、6枚目及び7枚目 ウィキペディア様 、8枚目 秩父神社様HP、9枚目 ウィキペディア様、10枚目及び11枚目 秩父まつり会館様、以上よりお借りいたしました。有難うございました。

原料香月の作詞の小部屋 お問い合わせ


ブログカテゴリー

月別アーカイブ

ページトップへ